【準備編】
月利30万モデルの数字感
月利30万円は、特別な才能や一発の当たり商品で達成する数字ではありません。
必要なのは、感覚ではなく「現実的な数字の積み上げ」を理解することです。
ここでは、初心者が再現可能な月利30万円モデルを、数字ベースで分解します。
月利30万円は設計で決まる
ゴール数字を分解する視点
月利30万円と聞くと大きく感じますが、ビジネスでは必ず分解して考えます。
まず押さえるべきは、「月利=単価×数量×回転」という構造です。
月利30万円は、
- 1商品で30万円稼ぐ
ではなく、 - 小さな利益を、安定して積み上げる
ことで到達する数字です。
一点突破は再現性がない
初心者が誤解しがちなのは、「高利益商品を見つければ一気にいける」という考え方です。
これは再現性が低く、失敗時のダメージも大きくなります。
判断基準としては、
月利30万円は“モデル”で作る数字
と理解することが重要です。
利益構造の基本的な数字感
1商品あたり利益の現実値
店舗仕入れ・中古・オールジャンルで狙う現実的な利益は以下です。
- 1商品あたり利益:2,000円〜3,000円
- 利益率:35%前後
これ以上を最初から狙うと、
- 仕入れ判断が遅くなる
- 仕入れ対象が極端に減る
- 経験値が貯まらない
という問題が起きやすくなります。
利益率より回転を重視
月利30万円モデルでは、利益率より回転率が重要です。
なぜなら、回転しない在庫は利益を生まないだけでなく、資金と時間を止めるからです。
初心者の正解は、「十分な利益 × 無理のない回転」です。
月利30万円の数量モデル
月150個モデルが基本ライン
具体的なモデルの一例です。
- 1商品あたり利益:2,000円
- 月販売数:150個
これで、
- 月利:30万円
となります。
150個と聞くと多く感じるかもしれませんが、
- 1日5個
- 週35個前後
と考えると、現実的な作業量になります。
利益を上げる別パターン
別の現実的モデルもあります。
- 1商品あたり利益:3,000円
- 月販売数:100個
→ 月利30万円
重要なのは、自分の仕入れ力・作業時間・資金に合うモデルを選ぶことです。
必要な仕入れ数と資金感
仕入れ数の目安
回転を考慮すると、
- 月販売数の1.2〜1.5倍
程度の在庫を持つのが現実的です。
例:
- 月150個販売 → 常時180〜225個在庫
これにより、欠品や売上のブレを防ぎます。
仕入れ資金の現実ライン
仮に、
- 平均仕入れ単価:5,000円
とすると、
- 在庫200個 × 5,000円 = 約100万円
これが、月利30万円モデルを回すための一つの目安資金です。
いきなり用意する必要はなく、利益を回しながら段階的に近づけます。
手数料と見落としやすいコスト
Amazon手数料の考え方
Amazon物販では、以下のコストが必ず発生します。
- 販売手数料(カテゴリ別)
- 配送費・FBA手数料
- 消耗品(梱包材・清掃用品)
初心者がやりがちな失敗は、「売値 − 仕入れ」だけで利益を判断することです。
利益計算は保守的に
判断基準としては、
- 想定より手数料は高め
- 売値は低め
- 回転は遅め
で見積もります。
これで利益が残る商品だけを仕入れると、実際の運用が安定します。
月利30万円で一番大事な視点
数字よりも継続性
月利30万円は「一度出す」より「維持する」方が難しい数字です。
そのため、無理のあるモデルは必ず崩れます。
- 作業が回るか
- 精神的にきつくないか
- 判断が雑にならないか
これらを犠牲にすると、数字は一時的に出ても続きません。
この数字感の位置づけ
このページの数字は、目標ではなく設計基準です。